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【離婚問題】ついに調停に入る?それとも?どう回避する? [離婚・弁護士]

9月28日の夜。この日は修羅場、いや、
正念場でした。

妻が弁護士と相談、そして、その弁護士を入れて
話をする、と言ってきたのです。
つまり、「調停」をもちかけてきたのです。

私が以前、日本法規情報からの紹介で離婚相談を
した3人の弁護士のうち、3人目の一番若い
弁護士の、2つの言葉が頭をよぎりました。

「奥さんが、弁護士と相談した段階で、
親権は奥さんに行ったと思ってください。」

「・・・結局、正攻法が一番いいのです!」

そう・・・、正攻法

まだ、ほとんど何も話し合えていない、
何がいけなかったのか、その時どんな風に
感じたのか、なぜ、離婚したくなるほどの
気持ちになってしまったのか。

協議書の内容についての話し合いでなく、
そもそもそういう離婚原因のところを
お互いちゃんと話し合えていません。

しかし、今もう、「調停」という言葉がの口
から出ています。

もう、そういう話し合いもできないまま、
このまま本当に離婚まで突っ走ってしまうのか、
しかも子供まで取られて・・・。

そう思いながら、こちらの本音を言いました。
正攻法で。

「調停や裁判までして離婚する意思はない!」
「まだほとんど話し合いをしていないじゃないか!」

「お前が話し合いを進めようとせず、
グズグズしてきたんだぞ!」

「親権はオレということで離婚する約束だったのに
いまさらくつがえすなんて、どういうことだ!」

「そんな簡単に約束を破るような奴だから、
お前には子供を任せられないと思っているんだ!」

そうすると、妻も本音を出し始めました。

あの時、このとき、私がとった行動、言葉・・・、
それをどう感じ、どう傷つき、いやな思いをしたか、
それを話し始めたのです。

確かにそれは事実で、私の配慮がなかったな、
という部分もあったのですが、全く別の事実と
事実を結び付けて悪くとらえてしまっている
ところもありました。

「それは誤解だ・・・。」

こちらからそれは丁寧に説明しました。
そして誤解している部分が妻にあったことを
妻はわずかながら認めたようです。

そしてこちらからも、妻に言われて嫌だったこと
をぶちまけました。

丁寧とは言えませんでしたが、返答の説明が
ありました。

そして私の方も、妻はあの時、そう思っていたのか・・・
と感じる部分もありました。

「でも、なんで、それをあの時に言わなかったの?」
と聞くと、「言ってもしょうがない・・・」
という言葉が返ってきました。

この「言ってもしょうがない」の深層心理に、
妻が人間関係を悪くする原因が潜んでいるように
感じました・・・。

・・・とはいえ、ぎりぎりの場面になって
お互いどう思っていたかを少しだけですが
言い合えるようになりました。

「どうだ?こうやって言い合えば、誤解の部分
だけでもなくすことができるし、やっていける
余地がのこっているんじゃないか?」

「このまま離婚して、長崎に子供と一緒に
引っ込んで、それが子供にとって本当に
いいことなのか?」

「長崎のお母さんは、あなたが離婚することを
本当はどう思っている・・・?
離婚していいと本当に思っているのか?」

「聞くと、そのお母さんの施設の費用として
毎月7万円あなた個人で仕送り
してるんだって?」

「そりゃ苦しいよ。金瀬面だけじゃなく、
精神的に苦しいよ。それは。なぜ相談して
くれなかったの?一人でしょい込んで・・・」

妻は泣き出しました。

「これからは、その7万円、夫婦で出すように
していこうよ。」

「お母さんと、子供、両方のために、
夫婦を続けていくようにしないか・・・?
お願いします。」

「うまくやっていける自信がない・・・」
と妻は言います。

「うまくなくていい。今日のような言い合いを
しながらでいいから、続けばいいと思っている。
自信は、オレの方もない。」

「でも、1日でも長く続けていって、それで
離婚しかなくなったときは離婚するしかない
と思う。そこまでは続けるようにしようよ。」

妻の不安そうな顔は晴れることは
ありませんでしたが、「調停」の話は
取り下げてくれました。

この日深夜3時まで続いた激論は
これで終わり。

思いや気持ちをぶつける。
これが本当の意味での『正攻法』かなと
思います。

冒頭に「結局正攻法がいい」とアドバイス
してくれたのは、鈴木俊生法律事務所の
佐山弁護士です。

そんなつもりで『正攻法』と言ったつもりは
ないとご本人はお思いかもしれませんが、
この場を借りてお礼を申し上げます。

おかげさまで最大の危機を一つ
乗り越えることができました。
ありがとうございます。




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タグ:離婚 調停
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