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「コーヒー浣腸」は本当にある?!吉沢元社長逮捕!健康被害は? [社会現象]

朝のニュースを見ると、「ダイエット、肌改善、便秘改善」などを
うたったコーヒー浣腸を販売していたディーセントワークという
会社の社長・吉沢三代子容疑者が逮捕された、という話が。

吉沢元社長はこのコーヒー浣腸「カフェコロン」で15億円も
荒稼ぎしていたといいます。

容疑の対象となったのは、未承認医薬品の洗浄液(カフェコロン)
30本つきの腸内洗浄セット。47520円。

すでに健康被害も出ているということですが、
コーヒーをケツにさして注入するなんて、ちょっとありえないと
思いませんか?
コーヒー.jpg
でも、意外や意外!コーヒー浣腸という療法が昔はあったのです。

Wikipediaを見てみると、コーヒー浣腸のページがあるんです!

「コーヒー浣腸は1917年に考案され、メルクマニュアルという
アメリカの医学書にも1972年まで記載されていた。」と。

マックス・ゲルソンという人が、結核の患者、ガンの患者の胃腸に
コーヒー浣腸が良い影響をもたらすと主張。

その主張では、普通の食塩水とは異なり、カフェインが小腸の平滑筋を
通り肝臓に達するとし、普通の浣腸よりも消化管がきれいになり、
より多くの毒と胆汁を取り除く、というのです。

・・・コーヒー浣腸、本当にあったのですね。

あさのニュースでこの話を見たとき、私は何かのギャグかなと
思ってしまいました。調べてみるもんです。

さて、どんな健康被害が出ているかというと、ニュースでは
「腸がむくんで自主排便ができなくなった」というもの。

Wikiに戻ってみてみると、コーヒー浣腸の「危険性」として、
やり過ぎによる電解質異常や、器具挿入時の直腸粘膜の損傷
に起因する敗血症で、感染、大腸炎、多菌性の胃腸炎、心不全を
起こしたとされる死亡例が海外である、という記述があります。

また、コーヒーの注入が速すぎたり、熱すぎたりすると、
直腸に穴があいたりする直腸穿孔や、やけどを起こしうる、
とも書かれています。

今回の「コーヒー浣腸」のうたい文句は、
「ダイエット、便秘解消、肌改善」でした。

またWikipediaに戻りますが、ゲルソンはしばしば、
「コーヒー浣腸は腸のためではなく、肝臓の刺激のためである。」
と語っていた、ということです。

腸そのものには有効ではないことは1920年ごろから
わかっていたわけですね。

既に「科学的根拠がない」、「危険性がある」として医学書からも
削除されている「コーヒー浣腸」。

ネット上では「試してよかった」という声もあるようですが、
私にはインチキにしか見えません。

それと、コーヒーをケツから飲む趣味もありません。

でも、15億も荒稼ぎしていたなんて・・・、
そこだけはうらやましいですね・・・。

浣腸ではなく、コーヒーダイエットも本当にありますね。
コレ、売れているそうです。
何とコーヒー浣腸の100分の1の価格!↓↓↓




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